イスタンブールは古代から世界史の中心地の1つで、「ビザンティウム」「コンスタンティノープル」と名前を変えながら、東西の交易路として発展し続けました。当サイトでは4ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。こちらのページは「イスタンブール④ボスフォラス海峡クルーズ」になります(^^)
「イスタンブール④ボスフォラス海峡クルーズ」徹底ガイド:目次
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
トルコは南西部に地中海が広がり、北部に黒海が広がっています。この2つの海をつなぐのがボスフォラス海峡で、世界で最も美しい海峡の1つと言われています(^^)
ボスフォラス海峡クルーズは複数の会社が運行しているので内容は様々ですが、大きくロングクルーズとショートクルーズの2つに分かれます。
いずれもイスタンブールのガラタ橋付近のフェリーターミナル(赤)から出発し、ロングクルーズはアナドル・カヴァウ(青)まで船で行って、自由時間で(多くの人は)ヨロス城(紫)を観光してイスタンブールに戻ります。ショートクルーズはファーティフ・スルタン・メフメット橋(緑)付近でUターンします。
■ファーティフ・スルタン・メフメット橋
ロングクルーズは1日1往復が基本で、ショートクルーズは1時間毎に出港している感じです。料金はロングクルーズが20~25リラ、ショートクルーズが10~20リラです。その他、途中下船の可不可、片道のみの可不可、ナイトクルーズの有無、などで料金が異なります。
当ページでは「シェヒル・ハットラル社(Sehir Hatları)」のロングクルーズをご紹介します。スルタン・アフメット地区からガラタ橋への行き方は「イスタンブール③エミノニュ地区」をご覧ください。
チケットを購入したら改札を通って出港時間まで待機します。基本的に1日1往復ですが、夏季のみ2往復になります。片道約1時間45分です。
■通年
イスタンブール発 | アナドル・カヴァウ着 | アナドル・カヴァウ発 | イスタンブール着 |
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10:35 | 12:20 | 15:35 | 17:20 |
■夏季増便
イスタンブール発 | アナドル・カヴァウ着 | アナドル・カヴァウ発 | イスタンブール着 | 13:35 | 15:20 | 17:00 | 18:45 |
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船はこちら。2階建てでデッキスペースもあります。席は自由席です(^^)
船から見るイスタンブールは、また少し趣が違います。イスタンブール名物となっている「ガラタ橋の釣り人達」を正面から見られるのも船ならではです。
旧市街側を見ると丘の上にはスレイマニエ・モスクが、新市街側にはガラタ塔がそびえ立ちます。
そして出発。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。
出発して程なくすると、左手に観光名所の1つである「ドルマバフチェ宮殿」が現れます(,,゚Д゚)
1843年に造られた宮殿で、オスマン帝国最後の皇帝であるメフメト6世が退去するまで使われていました。その後はトルコ大統領が使用し、宮殿の全ての時計は、初代大統領のアタテュルクが亡くなった9時5分で止められていますΣ(゚∀゚ノ)ノ
2つの宮殿からなり、それぞれ入場料がかかります。見学はガイドツアー参加になりまして、1グループ40名で15分おきに催行されます。公式HPはこちらです。
こちらは「7月15日殉教者の橋」。上からは絶景が広がっています。
建国50周年を記念して1973年に架けられた橋で、以前は「ボスフォラス大橋」と呼ばれていましたが、2016年のクーデター事件後に名前が変わりました。全長1.5km。
45分ほど進むと、左手に「ルメリ・ヒサル」が現れます。1452年に造られた南北約250mの要塞で、非常に青空をバックに美しく広がっています。
当時イスタンブールは「東ローマ帝国の首都コンスタンティノープル」でした。それを攻略しようとしたオスマン帝国のメフメト2世が、攻略の起点として僅か4ヶ月ほどで建設させたという逸話が残っています(,,゚Д゚)
ルメリ・ヒサルを通り過ぎる頃、上記の「ファーティフ・スルタン・メフメット橋」の下を通ります。ショートクルーズはここでUターンします。
ロングクルーズの人は、さらに45分ほど進み「アナドル・カヴァウ」の町に上陸します。戻りの船が出港するまでが自由時間なので、必ず出港時間を確認してから下船するようにしてください。大抵はここからヨロス城を目指します。
町はとても小さくてカワイイ感じです。ヨロス城へは観光客の後をついていけばたどり着きます。港からは約1kmなんですが、上り坂になるので体力がいります(^^;) 上りで約30分、下りで約15分をみておいてください。
そして到着。こちらがヨロス城です。城の奥には美しい黒海が広がっています。
以上になります(^^) 4ページに渡りイスタンブールをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。まだ見ていないページがありましたら下記からご覧ください。
イスタンブールは日本語で予約出来る現地ツアーも多くあります。詳細はこちらからご覧ください。
■タワーブリッジ(イギリス) |
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1894年に造られた跳開橋で、ロンドンのシンボルの1つです。詳細は下記からご覧ください。 | |
■ポントカサステ水路橋と運河 |
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photo by:steve p2008 |
イギリスのウェールズにある水道橋で高さは38m。なんと、その上を船が通っていますΣ(゚∀゚ノ)ノ 詳細は下記からご覧ください。 |
■仙臨橋(韓国) |
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「ソニンギョ」と読みます。韓国最大の島である済州島にあり、高さ78mなので絶景を一望できます。詳細は下記からご覧ください。 | |
■ビスカヤ橋(スペイン) |
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現役で稼働する世界最古の運搬橋で、1893年に完成し、2006年には世界遺産に登録されました。今でも1日に約16300人が利用しています。詳細は下記からご覧ください。 | |
■リュブリャナの橋(スロベニア) |
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スロヴェニアの首都リュブリャナには「三本橋」「肉屋の橋」「竜の橋」などユニークな橋が複数あります。詳細は下記からご覧ください。 | |
■大峡谷玻璃橋(中国) |
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張家界にあるガラス橋で「世界一長いガラス橋」など4つのギネス記録を樹立しています。詳細は下記からご覧ください。 | |
■バスタイ橋(ドイツ) |
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中国の張家界を小さくしたような奇岩地帯「ザクセンスイス国立公園」に架けられている石橋で「天空の橋」として人気があります。詳細は下記からご覧ください。 | |
■メアリー橋(ドイツ) |
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photo by:Robert Böck |
その美しさが世界的に有名な「ノイシュバンシュタイン城」を一望出来る橋です。詳細は下記からご覧ください。 |
■ミヨー橋(フランス) |
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雲海の上に架かる「世界一高い橋」として有名で、フランス南部のベジエが拠点になります。詳細は下記からご覧ください。 | |
■ドン・ルイス1世橋(ポルトガル) |
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ポルトの象徴的な場所で上も下も歩くことができます。川に沿ってロープウェーも造られていて、美しい街並みを一望できます。詳細は下記からご覧ください。 |
世界には他にも魅力的な橋がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい橋総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている場所の中から特にスゴい41ヶ所を7つのテーマに分けてご紹介しています(^^)
航空便例 | 日本-イスタンブール(約12時間) |
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ベストシーズン | 春と秋 |
外務省 | 海外安全情報 トルコ |
ガイドブック | トルコのガイドブック |
ビザ | 90日以内の観光はビザ不要 |
パスポート残存期間 | 入国時150日以上。未使用査証欄見開き2ページ以上。 |
時差 | -6時間(サマータイム無し) |
チップ | 基本的には不要 |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるトルコ語 | ①おはよう。
Günaydın(ギュナイドゥン)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ |
電圧とプラグ | 220V
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通貨 | トルコ・リラ(通貨コード:TRY、記号:TL)で、補助通貨はクルシュ(Kr)。1リラ=100クルシュ。
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日本大使館 | ・HP |
トルコの絶景一覧 |
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