「ワット・パープーコーン」徹底ガイド

 

ワット・パープーコーンは「ブルーテンプル」と称される美しい寺院です。周辺は広大な森林保護区が広がっていて、そのロケーションはタイの数ある寺院の中でもトップクラスです(^^)

 

 

「ワット・パープーコーン」徹底ガイド：目次

 

拠点の町・最寄り空港・宿泊・通貨

ウドーンターニー

　

 

ウドーンターニーはバンコクから北北東へ約５６０ｋｍ離れていて、サンスクリット語で「北の町」を意味します。世界遺産に登録されている「バーンチェン」をはじめ、数多くの遺跡が残る古都です。人口は約１３万人。

 

最寄りの空港はウドーンターニー空港(UTH)。国内外合わせて９都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。空港から市内への移動やバンコクからのアクセスは「タレーブアデーン：徹底ガイド」をご覧ください。

 

宿はこちら。（地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください）

 

　

 

ノーンカーイはメコン川に隣接するラオスとの国境の町です。バンコクからは約７００ｋｍ離れていて、ラオスの首都ヴィエンチャンまでは約２５ｋｍです。人口は約４６０００人。ノーンカーイへのアクセスは「バンファイ・パヤナーク：徹底ガイド」をご覧ください。

 

宿はこちら。（地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください）

 

通貨はバーツ（通貨コード：THB、記号：B）で、補助通貨はサタン（Satang）。１バーツ＝１００サタンで、本日のレートはこちら。

 

 

 

ワット・パープーコーン

　

 

ワット・パープーコーンは２０１３年に建てられた新しい寺院です(^^) ウドーンターニーの中心部からは北西に約１２０ｋｍ離れていて、ノーンカーイからだと西に約１０５ｋｍです。アクセスはタクシーチャーターやレンタカーなどになり、いずれも所要時間は約２時間です。

 

 

スゴいロケーションですよね(,,ﾟДﾟ) 一帯は「ナユンナムソム国有林保護区」で、面積は東京ドーム１００個分に相当する４８０haにもなります。なぜこんな場所に寺院が造られたかというと、前国王ラーマ９世の「森林を保護する気持ちを国民に持ってもらいたい」という思いからでした。

 

それを支持する人々が建設費用を寄進したのですが、その総額は、なんと３.２億バーツ（約１１億円）に上ったそうですΣ(ﾟ∀ﾟﾉ)ﾉ

 

 

しかし、それだけのお金が費やされただけあって非常に美しい寺院となっていて、付いた異名は「ブルーテンプル」。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。

 

 

絶景ですねΣ(￣□￣;) 非現実的な美しさなのでオモチャやジオラマのようにも見えてしまいます。ちなみに「森の寺院」とも呼ばれているそうです。手前のスペースは駐車場なので、タイの多くの寺院のように長い階段を上ったりする必要はありません。

 

 

こちらが入口部分です。後ろには６ｍくらいの立派なヤック像が２体あります。そして正面の大きな建物が本堂です。中に入ってみると…

 

 

長さ２０ｍの真っ白な涅槃仏が登場です(,,ﾟДﾟ) ちなみに、足が揃っていると「涅槃仏（亡くなったブッダ）」で、足が少しズレていると「寝仏（生きているブッダ）」です。僧衣の輪郭部分が薄っすらと金色になっていて非常に上品ですね。

 

ただ…それにしても美しいブッダだと思いませんか？

 

品があるというか、なんというか…

 

実はこちらはですね…なんと…

 

大理石なんですΣ(・∀・；)

 

 

イタリアから輸入した４０以上の大理石ブロックから彫られていて、画面をズームしていただくと継ぎ目も分かります。さすが１１億円パワーですね(￣▽￣;) 壁には２２枚の銅製のレリーフが飾られていて、ブッダの生涯や、ブッダの１０の化身の物語などが描かれています。

 

 

そして、この寺院は境内も見応えがあります。特に面白いのが、本堂を惑星のように囲む丸石の数々です。

 

 

　

 

石は「パワーストーン」などと呼ばれるように、古来から信仰の対象になったりしてきました。しかし、これもやはり１１億円パワーでしょうか。石の質、大きさ、見事な真円デザイン、数…と見事なものです。一体いくらかかったんでしょうか。これはマネしたくても先立つものが無いと無理ですよね(^^;)

 

そして、建物に負けず劣らず素晴らしいのが境内からのパノラマです。

 

 

山というか、もはやジャングルという規模ですねΣ(・∀・；) また、こんな環境なので当然ですが星空も素晴らしいです。

 

 

地面がタイルのようになっているので、雨が降った後は鏡面世界のようにもなります。これはスゴいですね(,,ﾟДﾟ) ただ、入場時間は基本的に８時半～１７時です。入場料などはありません。

 

 

以上になります。ウドーンターニーの美しすぎるブルーテンプル「ワット・パープーコーン」。ぜひ行ってみてください(^^)

 

 

観光の基本情報

航空便例	・日本－バンコク（約７時間） ・バンコク－ウドーンターニー（約１時間）
ベストシーズン	１２月～２月(乾季)
外務省	海外安全情報 タイ
ガイドブック	タイのガイドブック
ビザ	観光目的の滞在のみビザ不要。 空路入国：３０日以内、陸路入国：１５日以内の滞在。
パスポート残存期間	６ヶ月以上
時差	－２時間（サマータイム無し）
チップ	基本的には不要
日本への電話	００１（国際識別番号）と８１（日本の国番号）をつけて、市外局番（東京：０３など）や携帯電話の０９０などの最初の０を取る。 例）０３-９９９９-９９９９へかける場合 ００１＋８１＋３＋９９９９-９９９９
現地で使えるタイ語	①おはよう。 สวัสดี（サワッディー）   ②こんにちは。 สวัสดี（サワッディー）   ③こんばんは。 สวัสดี（サワッディー）   ④ありがとう。 ขอบคุณ（コープクン）   ⑤さようなら。 ลาก่อน（ラーゴーン）   ⑥はい・いいえ 男：ครับ（クラップ）・ไม่ใช่（マイチャイ） 女：ค่ะ（カー）・ไม่ใช่（マイチャイ）
電圧とプラグ	２２０V
通貨	バーツ（通貨コード：THB、記号：B）で、補助通貨はサタン（Satang）。１バーツ＝１００サタン。
日本大使館	・HP
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