パティラカリアンマン寺院は、ホエールウォッチングの名所・トリンコマリーにひっそりと建つ寺院なんですが、その内装は南アジアに数あるヒンドゥー寺院の中でも唯一無二のものとなっています(^^)
「パティラカリアンマン寺院」徹底ガイド:目次
トリンコマリーはスリランカ北東部の港湾都市で、タミル語で「聖なる神の山」という意味があります。遠浅が100m以上も続く美しい海とビーチは、未だに人の手が加えられていません。人口は約10万人。
最寄りの空港はトリンコマリー空港(TRR)。シーギリヤとコロンボとのみ就航しています。格安航空券はこちらです。空港から市内への移動は「トリンコマリー:徹底ガイド」をご覧ください。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はスリランカ・ルピー(通貨コード:LKR、記号:Rs)。補助通貨は「スリランカ・セント(Cts)」ですが、ほとんど使われていません。1ルピー=100セントで、本日のレートはこちら。
パティラカリアンマン寺院は、南インドで多く見られる「ドラヴィダ建築」のヒンドゥー教寺院です。屋根に色鮮やかな彫像が無数に並んでいるのが特徴で、これはヒンドゥー教の神話を字が読めない人にも伝えられるようにしています(,,゚Д゚) インドのドラヴィダ建築については「ドラヴィダ建築のヒンドゥー教寺院①」からご覧ください。
トリンコマリー駅から約1.8kmしか離れていないのでトゥクトゥクですぐです(^^) 入口はこちら。
画面右の派手な建物はガネーシャ寺院です。ガネーシャは、最近ではむしろタイのイメージが強くなっていますが、ヒンドゥー教の神様でシヴァ神の子供にあたります。タイには各地に巨大なガネーシャ像が造られていて、人気の観光地になっています。
■ワット・サマーン・ラッタナーラーム
当サイトではタイの巨大ガネーシャ像について、7ページに渡って11ヶ所・12体を取り上げておりますので、興味のある方は「タイのガネーシャ①概要とチャチュンサオへのアクセス」からご覧ください(^^)
さて、それでは中に入っていきましょう。とにかくスゴイですよ。
うぉおおおお………( ̄□ ̄;)
ひぇええええ………(,,゚Д゚)
ラ・ライオンΣ(・∀・;)
ワニΣ(゚∀゚ノ)ノ
そして、タコなのか…イカなのか…それとも宇宙人なのか…。とにかくスゴすぎますよね( ̄▽ ̄;) 一体、何がどうなっているんでしょうか?それでは、画面をグルっと回して周囲を見てみてください。
圧巻ですね(^^;) この寺院は、11世紀に南インドでチョーラ王朝の全盛期を築いたラージェーンドラ1世が、スリランカを手中に収めた後に大きく発展させました。祀られているのはヒンドゥー教の女神カーリーです。
カーリーは破壊の神であるシヴァ神の妻で、自身も血や殺戮を好む戦いの神様です。複数の腕を持ち、絵に描かれる時は刀や生首を持っているのが一般的ですΣ(゚∀゚ノ)ノ 他にも様々な場面が描かれていて、どれもこれも非常に手が込んでいます。
日本では全くと言っていいほど知られていませんが、もちろん現地では有名な寺院で多くの人々が訪れます。朝の6時半には開かれ、7時にプージャという祈祷(きとう)が行われます。12時に一度閉まり、16時から18時半に再び入れるようになります。入場料はありません。日中4時間も閉じられているので注意してください(^^;)
ちなみに、インドやスリランカの寺院では「ダルシャン」と呼ばれる時間があります。日本で言うところの「御開帳」であり、普段は厨子(ずし)の中に安置されている仏様や神様を見られる時間です。
トリンコマリーでは、まず隣のガネーシャ寺院でダルシャンを行い、そのあとパティラカリアンマン寺院に行って、最後に「フレデリック要塞」の中にある「コネスヴァラム寺院」を訪れるのが正しい順路とされています。
パティラカリアンマン寺院では、毎年3月に「マホサヴァム(Mahotsavam)」という祭りが10日間行われるので、行く機会がある方は祭りに合わせて行くのがオススメです。
以上になります。世界でもトップクラスにカオスな「パティラカリアンマン寺院」。ぜひ行ってみてください(^^)
トリンコマリーは日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
航空便例 | ・日本-コロンボ(約9時間半)
・コロンボ-トリンコマリー(約1時間15分) |
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ベストシーズン | 3月中旬~4月中旬 |
外務省 | 海外安全情報 スリランカ |
ガイドブック | スリランカのガイドブック |
ビザ | ビザか「ETA」の取得が必要 |
パスポート残存期間 | 入国時6ヶ月以上 |
時差 | -3時間半(サマータイム無し) |
チップ | ツアーガイドなど:500~1000ルピー |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるシンハラ語 | ①おはよう。
スバ ウデーサナック ヴェーワー
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ |
電圧とプラグ | 230~240V
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通貨 | スリランカ・ルピー(通貨コード:LKR、記号:Rs)で、補助通貨は「スリランカ・セント(Cts)」(ほとんど使われていない)。1ルピー=100セント
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日本大使館 | ・HP |
スリランカの絶景一覧 |
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