ヒナトゥアン川は近年話題になってきた場所で、現地では「エンチャンテッド・リバー」=「魔法の川」と呼ばれています。行く行かないは少し判断が必要な場所なので、検討している人はぜひご覧ください。
こちらのページでは観光の見どころについてご紹介します。アクセスについては「ヒナトゥアン川①」をご覧ください。多分、日本で一番詳しいページですよ(^^)
「ヒナトゥアン川②観光の見どころ」徹底ガイド:目次
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
駐車場からヒナトゥアン川までは5分くらい歩きます。入り口はこちら。入場料は50ペソです。
中にはトイレ・シャワールーム・荷物預かり所があり、全部無料です(^^) ライフジャケットを借りるスペースもありますが、現在は子供でなければ不要です。
そして少し進むと、ついにその姿が現れます。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。
キレイですね(*´ω`*) ビューポイントは2つあり、上のストリートビューからの景色がこちら。
少し右側に行くと、もう1つのビューポイントがあって、そこからヒナトゥアン川の典型的景色が見られます。こちらですね。
この色は確かに本当です。つまりは加工されたものではありません。ただ、あくまでも「ベストの状態は」ということで、天気が悪いとそれぞれこんな感じになります。
キレイなんですけどね(^^;) ベストな状態には遠く及びません。ベストな状態を見るためには単純に晴れていれば良いので乾季に行くのが一番良いです。ただ、着いたときに曇っていたり雨が降っていたとしても、昼になれば晴れてきたりしますし、いっときでも太陽が出て日光が差し込めばベストな状態を見られますから、やはり丸1日とって、ゆっくり滞在する方が良いと思います。
奥が遊泳エリアになっていて、しっかりと仕切られています。
逆から見るとこんな感じです。一番奥はこのようになっています。
ということで結構エリアが狭いんですよね(^ω^;) おそらく数年前はこんな状態ではなく、全部泳ぐことが出来たんだと思います。
昔の情報を見るとライフジャケットの着用が必須になっているのですが、この川はビューポイントから見える深い部分が、なんと最大で100m以上になるそうなんですΣ(゚∀゚ノ)ノ こちらの動画ではダイバーが潜っている様子が映っています。
しかし現在では、写真のように浅い部分だけしか入れないのでライフジャケットが不要になります。このスケールダウンがなんとも微妙なところで、正直訪れたときの感想は「え?…これで全部?せま…」という感じがすると思います。加えて、ベストな状態を見られれば良いのですが、天気が悪い状態だと感動も少ないと思います。
そうなると問題になってくるのが、ここに来るのに2泊3日かかり、飛行機も含まれるということなんですね。これが例えば、セブ島にあってオスロブに行く途中で行けるとか、マニラからトライシクルで20分の距離にあるとかであれば、行く価値はあると思います。
しかし、セブ島から飛行機を使っての往復になり、2泊して、バスの往復で約10時間かけてまで行くとなると少し微妙な感じがします( ̄▽ ̄;)
おそらく昔は「ちょっと森の中に入っていったら信じられない美しさの川があって心ゆくまで泳げる」という「秘境中の秘境」みたいな魅力があったんだと思います。実際、周辺の環境はスゴいです。
下に見えているのがヒナトゥアン川です。これぞ熱帯林という感じですよね。でも、現在は小さな遊泳プールになってしまった感はいなめません(^^;)
また、ミンダナオ島には現状他に観光地らしい場所が無いので、ここだけ見てセブやマニラに戻ることになります。なので、日本からこれだけを求めてやってくると期待を下回る可能性が大きいです。なので行くとすれば、
・フィリピンに留学や仕事で長期間滞在していて国内旅行として行ける人。
・フィリピンが大好きで、見どころを制覇する!と決めている人。
なのかなと思います。決して悪くは無いです。ただ…狭いです。行く際は、そこで判断してください(^^)
12時になるとショーを見る見ないに関わらず全員川から出ないといけません。遊泳エリア側からも魚が来るのだと思います。そして、この餌付けショーがまた秀逸なシュールさです。01:04から始まるので見てみてください。壮大な曲が流れる中、2人の男性がただエサをまきますΣ(・∀・;)
駐車場から川の方向に少し歩くと店が集まっているエリアがあります。ここでは「食材」や「料理」が並んでいて、お客さんたちは、それを購入し、ときに調理してもらい食事スペースで食べます。
食事している人たちのテーブルには、私物と思われるタッパやナベ釜が並んでいます。どうやら現地の人たちにとって、ここはピクニック感覚で訪れる場所で「米だけは自分たちで持って行き、おかずだけ購入する」といった形のようです。
上に「ダイニングホール」と書いてありますが、確かにそのニュアンスどおりでレストランではないんですね。もちろん写真のようにイカや魚は1匹から買えますし、ライスも頼めばあると思いますので、1人でも食事することは可能です(^^)
帰るときは、またここに来てブトゥアン行きのバスを待ちます。写真の右側から来ます。大きいバスもありますが小さい乗り合いバスもあります。小さいバスはホントに詰め込まれるので大きいバスを待っても良いのですが、時間が遅い場合、その後に大きなバスが来ないかも知れないので、念の為周囲の人に聞いてみてください。
1つ、ここを訪れる良さをあげるとしますと、2019年末の段階では完全に自力で来るしか無いため「旅らしい旅」を味わえる数少ない場所ではあります。ゴールよりも道中が楽しい感じですね。
以上になります。まだまだ日本人で訪れる人は少ないので、気になる方は行ってみてください(^^) アクセスについては「ヒナトゥアン川①」をご覧ください。
■ジェイコブス・ウェル(アメリカ) |
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テキサス州を流れている川で、美しく澄み切った流れの中に、突然とても深い水中洞窟が現れます。詳細は下記からご覧ください。 | |
■マタランカ(オーストラリア) |
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マタランカは小さな町なのですが、近くに国立公園があり、澄み切った美しい川が流れています。そして、実はその川は温泉になっていて、2ヶ所で安全に遊泳・入浴を楽しむことができます。詳細は下記からご覧ください。 | |
■キャノ・クリスタレス(コロンビア) |
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「世界一美しい川」「五色の川」「虹が溶けた川」「楽園から逃げてきた川」などと形容される「世界最高の絶景川」です。詳細は下記からご覧ください。 | |
■パンタナール湿原(ブラジル) |
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パンタナールは「世界最大の湿原」で、プラタ川、スクリ川、天然水族館など、驚くほど美しい川がたくさんあります。どこもフローティングが出来るようになっているので、誰でも安全に楽しめます。詳細は下記からご覧ください。 |
航空便例 | ・日本-セブ(約5時間半)
・セブ-ブトゥアン(約1時間) |
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ベストシーズン | 12月~5月(乾季) |
外務省 | 海外安全情報 フィリピン |
ガイドブック | フィリピンのガイドブック |
ビザ | 30日以内の滞在ならビザは不要。 |
パスポート残存期間 | 帰国日まで有効なもの。未使用査証欄見開き2ページ以上。 |
時差 | -1時間(サマータイム無し) |
チップ | 基本的には不要 |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使える フィリピノ語(上) ビサヤ語(下) |
①おはよう。
Magandang umaga.(マガンダン ウマーガ)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ |
電圧とプラグ | 220V |
通貨 | フィリピン・ペソ(通貨コード:PHP、記号:P)で、補助通貨はセンタボ(centavo)。1ペソ=100センタボ。
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日本大使館 | ・HP |
フィリピンの絶景一覧 |
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